87%のアサリが具材になりたいと熱望するボンゴレロッソ+1
ヴァナ・ディールのボンゴレロッソは、現実のレシピとほぼ同じです。
今回わざわざそのようなメニューを選んだのは、春はアサリが旬であることと、FF11英語版のローカライズを担当した マイケル・クリストファー・コージ・フォックス の英訳が面白すぎるからです。
次の画像は、ボンゴレロッソ+1の英語版の説明文です。
次のように書かれています。
In a recent survey, 87% of all vongola clams replied spaghetti vongole +1 is the way they'd like to go. |
最近の調査では、すべてのアサリの87%がボンゴレロッソ+1になりたい、と回答した。 |
日本語版のHQの説明文は「美味しくできた○○」のようなそっけない文章ですが、この英訳はなかなかにパンチが効いています。
ローカライズチームのマイケルは、一部の日本人から熱狂的な支持を得ています。
マイケルについては次の記事に書きました。
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【ゲームで英語学習】ヴァナ・ディール イングリッシュ Vol.1【FF11留学】
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再現コンセプト
ボンゴレロッソのレシピは現実ですべて手に入れることが出来ます。
ヴァナ・ディールの合成レシピだけでは少し物足りないところがあるので、そこは調味料を少し補います。
ポモドーロソースを使う複合合成となっています。ポモドーロソースも作っていきます。
食材
ヴァナ・ディールのレシピは次のとおりです。
ポモドーロソースは別途作成する必要のある複合レシピです。再現する際は、ポモドーロソースも作成します。
[調理:名取(レシピスキル:46)](要:麺合成) 炎のクリスタル ボンゴラ + スパゲティ + ワイルドオニオン + ポモドーロソース + カザムがらし + マウラのにんにく + ブラックペッパー + オリーブオイル |
ほとんど同じ素材です。ボンゴラ(Vongola)はイタリア語でアサリです。アサリは白ワインで蒸しています。風味が増すので好みで追加してみてください。
ヴァナ食材 | リアル食材 |
ボンゴラ | アサリ |
スパゲティ | スパゲティ |
ワイルドオニオン | たまねぎ |
ポモドーロソース | ポモドーロソース |
カザムからし | 鷹の爪 |
マウラのにんにく | にんにく |
ブラックペッパー | ブラックペッパー |
オリーブオイル | オリーブオイル |
- | 白ワイン |
置き換えた食材はこちらです。
ポモドーロソースは次のとおりです。
[調理:徒弟(レシピスキル:28)] 水のクリスタル ローレル + ブラックペッパー + オリーブオイル + 岩塩 + ホーリーバジル + ワイルドオニオン + ミスラントマト + ミザレオパセリ |
ヴァナ食材 | リアル食材 |
ローレル | ローレル |
ブラックペッパー | ブラックペッパー |
オリーブオイル | オリーブオイル |
岩塩 | 塩 |
ホーリーバジル | 乾燥バジル |
ワイルドオニオン | たまねぎ |
ミスラントマト | トマト缶 |
ミザレオパセリ | 乾燥パセリ |
- | 砂糖 |
置き換えた食材はこちらです。砂糖はヴァナ・ディールのレシピにはありませんが、味の調整に使います。
映えるボンゴレロッソ+1の作り方
にんにくの微塵切りをオリーブオイルで加熱し、香りを出します。
次に、たまねぎ半分を微塵切りにして、きつね色になるまで火を通します。
トマト缶を入れます。1缶まるごと使います。
トマト缶を入れて混ぜ合わせたら、乾燥バジルと粗挽きのブラックペッパーを入れます。
ローレル3枚と砂糖、塩をひとつまみを入れ、中火で10分ほど加熱します。味見して甘みと塩加減を調整します。
つぎにアサリを蒸し焼きにするための準備をします。微塵切りにしたニンニク、鷹の爪をオリーブオイルで加熱し香りを出します。
たまねぎ半分を微塵切りにしたものを入れ、きつね色になるまで加熱します。
砂抜きしておいたアサリを投入します。塩も小さじ2杯くらい入れます。
辛口の白ワイン(シャルドネなど)を200cc程度入れます。
強火で一気にアサリをワイン蒸しにしていきます。アサリがすべて開いたら火を止めます。
アサリのワイン蒸しが完成するころを見計らってパスタを茹でておきます。8分程度の茹で時間のものが多いですね。
パスタを皿の中央に盛り付けます。
ワイン蒸しにしたアサリをパスタの周辺に並べ、スープはパスタの中央からかけて行くと味が浸透しやすくなります。
最後に、ポモドーロソースをパスタの上に乗せ、パセリを振ったら完成です。
分量などは明記していませんが、塩と砂糖の加減を間違えない限りは美味しくできますので、味見をしながら微調整して頂ければと思います。
映えは難しい
今回のボンゴレロッソ+1の作成にあたり、2回のリテイクと盛り付けの練習をしました。
最初に作ったのが次の写真です。これはこれで、ワイルドな感じで悪くはないですが食べにくそうです。
リテイク1回目が次の写真。
パスタと具材を分けることで、見た目がキレイになりました。ただ、パスタが絡まっているのが目立ちます。
そして、リテイク2回目です。
パスタが流れるように盛り付けています。パスタの水分や温度などによっても粘り気などが変わってくるため、綺麗に盛り付けるのは意外と難しいものでした。
まとめ
英訳が面白すぎるパスタを作ってみました。
普段は盛り付けなどそこまで意識してなかったのですが、良い写真にするには盛り付けの美しさがかなり重要だと言うことを理解しました。
ヴァナ・ディールではどんな食事でも一瞬で丸呑みなので見た目は関係なさそうですけどね。
それから、つくれぽを頂いた皆様、ありがとうございました!
今日のお昼は @AkitzukiKeisetz さんを勝手にリスペクトして #ボンゴレ (スープVer)にしてみました。
塩が少し多かったかな🤫ニンニクと唐辛子でピリッとしつつ🔥旬のアサリが甘くてプリプリで美味しく仕上がりました。 #Kitchen_Apricot pic.twitter.com/oQw1fJpJdN— anrica11 (@anrica11) April 28, 2021
87%のあさりさんの願いは、
叶えてさしあげられたのかなっ🙈#FFXI #ヴァナディールごはん #おうちヴァナカフェ #ボンゴレロッソ pic.twitter.com/sgIPkYu97v— ゆか (@NyaYuka) May 2, 2021
以上、ボンゴレロッソ+1の作り方 でした。