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FF11

「4タイプ」と「いいひと戦略」でネトゲやSNSの対人関係を快適にする【岡田斗司夫メソッド】

秋月螢雪

2017年11月、7年ぶりにFF11に復帰しました。 ヴァナ・ディールを再び冒険するためのゲーム内情報と、パソコンの選び方やコンフィグの設定方法などプレイ環境に関する情報を中心に記事を書いています。 Asura在住。3アカウント(Keisetsu/Kotoriko/Hozma)運用。 南国からヴァナ・ディールにインするのが夢です。 Twitterのフォローもお気軽に!

Thinking

今のコミュニティーに居心地の悪さを感じていませんか?

FF11に復帰してLSに入れてもらったけれども、なんとなく居心地がわるい。そんなふうに感じていませんか?

初心者なので、本当はいろいろ手伝って欲しいのだけれど、リーダーやメンバーはあまり面倒を見てくれない。
あるいは、自分でいろいろ進めたいのに、メンバーにあちこち連れ回されてワケが分からない間に終わってしまい、達成感がまったくない。
あるいは、さっさと上位装備を揃えてコンテンツに参加したいのに、雑談ばかりでつまらない。

などなど。

おそらく、自分の欲求とLSリーダーやメンバーの欲求が異なるからミスマッチが起こっています。
自分は何に一番喜びを感じるのか、他人の喜びのツボは何なのか、ミスマッチを解消するにはどのような心構えでいればいいのか、それらが理解できれば快適なヴァナ・ディール生活を送れるかも知れません。

この記事では、岡田斗司夫の「4タイプ」と「いいひと戦略」を元に、ネトゲとSNSを快適にする方法を考察してみます。

 

人の欲求は4つのタイプに分類できる

人間の欲求は4つのタイプに分類できます。次の4タイプです。

  1. 注目型
  2. 司令型
  3. 法則型
  4. 理想型

人間は4タイプに分類できる。と言う主語の大きな話とは少し違います。
欲求と言うのは、何に喜びを感じるのか、と言い換えることができます。

  1. 人からチヤホヤされることに喜びを感じる
  2. 人との勝負に勝つことに喜びを感じる
  3. 分からなかったことが理解できたことに喜びを感じる
  4. 自分の目標を達成できたときに喜びを感じる

それぞれ次のような特徴があります。

●注目型

注目型の人は、情熱、すなわち自分の熱意が何より大事なタイプ。人から注目されたい、認められたい、 頼られたいという欲求が基本的に強い人が分類されます。このため目立ちたがりの甘えん坊、 人情もろくておせっかいな人が多いです。

●司令型

司令型の基本的な欲求は、勝負にこだわる点です。 努力家で、常識人のしっかり者。だからこそ上司部下や目上、目下などの上下関係に敏感で礼儀正しく、 部下や後輩が生意気だと腹をたててしまいます。

●法則型

物事のしくみ・法則を自分なりに理解したり、発見したり、推測したり、仮説を立てたりすることに喜びを感じるタイプです。

●理想型

理想型は自分の考えている通りに物事をやり遂げることにこだわる。 つまり、結果よりプロセス、目的より手段を重要視するタイプです。 客観的な成功や完成ではなく、他人の目から見ても分からない、確固たる基準や理想像が自分の中にあって、 それに近づくことが喜びとなります。

※引用元:https://four-types.appspot.com/About4types.html

人間には様々な性格やキャラがあり、誰一人同じ人間はいませんが、欲求のタイプは大まかに4つに分かれています。
これは人間の生物的な本能の次に定められているもので、生まれつき持ち合わせた性質と言えます。​

岡田斗司夫によると、人のキャラクターを構成している要素は次のようなレイヤーから成り立っています。

 4type

人間の欲求には4つのタイプがある。

このことが分かると、他人の行動原理が劇的に理解できるようになり、対人関係がラクになります。
私はラクになりました。

4タイプ診断テストはこちら。

FREEex: 4-types Determination Test(Japanese)
FREEex: 4-types Determination Test(Japanese)

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ちなみに私は法則型でした。

 

対人関係をラクにする岡田斗司夫の「4タイプ」と「いいひと戦略」

「4タイプ」は他人を理解するのに強力なツール

オンラインゲームでもSNSでも、本当に色んな性格の人がいます。
それらは「性格」で片付けることも出来るのですが、他人をありのままに理解しようとしても、どうしても理解不能な人がいます。

たとえば、法則型の私には目立ちたいとか注目されたいと言う欲求が全くありません。
そんな私からすると、自分が注目されたいあまり他人をないがしろにして総スカンを食らい、最終的に散っていく人の心境は理解不能です。
その行動を繰り返していたら当然そうなるよな、と冷静に観察しています。

岡田斗司夫の4タイプを知るまでは、そのような人の行動原理は理解不能だったのですが、次の動画を見てから、心境は理解できないけれども行動原理は理解できるようになりました。
目からウロコが落ちる体験でした。

 

 

タイプごとの詳しい解説はこちら。

FREEex: 4-types Determination Test(Japanese)
FREEex: 4-types Determination Test(Japanese)

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こちらの書籍は、コミケでファンタジー小説を販売すると言う目標に邁進する4人の高校生男女が、それぞれ4タイプの視点で描かれる小説形式となっており、4タイプをより深く理解するのに役立ちます。
紙の書籍は絶版となっており、Kindle版のみとなっています。
Kindle Unlimitedなら読み放題対象ですので、興味があれば読んでみてください。

 

「いいひと戦略」は自分の評価を下げない立ち回り

SNSなどで個人の言動が可視化される超情報化されたホワイト社会では、印象の悪い言動はあっという間に見た人の心に浸透していきます。
その言動にどんな誠実な意図や真意があったとしても、他人はそこまで見てくれません。他人は表面上の言動しか見えないのです。

炎上してるツイートに乗っかってネガティブな感想をリプライしたり引用リツイートした経験がある人は多いでしょう。
テレビの芸能人の発言に対してツッコミを入れているような感覚に近いのかも知れませんが、SNSの炎上に乗っかってリプライした発言は、不特定多数の人々に見られていると言うことが見落とされがちです。
そして、そのネガティブな反応は少なからず一部のフォロワーに悪印象を与えてしまっています。

もちろん、どんな発言をしようと法律や公序良俗に反しない限りは自由です。
自由ですが、無意識のうちに他人に悪印象を持たれる発言をしてしまっているなら、無自覚に大きな損をしていると言うことは心の片隅に置いておいても良いでしょう。

上記を踏まえて、いいひと戦略の基本は「イヤな人になる努力をやめる」と言うことになります。
「イヤな人になる努力」とは次のようなものです。

  1. 欠点を探して指摘する
  2. 改善点を提案する
  3. 陰で言う
  4. 悪口や批判で盛り上がる
  5. 悲観的・否定的な態度を隠さない

意識していないと、上記のような言動はついついやってしまいがちです。

欠点を探して指摘する、改善点を提案するなどは、相手に求められない限りは余計なお世話でしかありません。
良かれと思って口出しするのでしょうが、言われた方はかなりストレスを感じます。

陰で言う、悪口や批判で盛り上がる、悲観的・否定的な態度を隠さない。これもやりがちです。身内の愚痴をSNSでぶち撒ける行為も、イヤな人になる努力ですね。
ある種の人間の結束を高めるための本能に近い部分なのですが、自分の世界観に合うもの見たくてSNSを使っているのに、不意に突然、悪口や批判やネガティブな感情が目に飛び込んでくると結構なダメージを食らってしまいます。
そしてそのような発言が多い人はミュートされたりリムーブされたりします。
最悪の場合、炎上します。

 

その上で、ホワイト社会の人間関係で無自覚に損をしないためには、次のような行動を戦略的にとって行くことです。オンラインでもあてはまります。

  1. 共感する
  2. 誉める
  3. 応援・手伝う・助ける
  4. 忘れる

戦略なので、本心でなくても良いのです。フリで良いのです。
人は表面しか見えないものです。

それで無自覚な損が減るなら、デメリットは無いと思います。

 

 

「いいひと戦略」をまとめた書籍はこちら。これも Kindle Unlimited の読み放題対象です。

 

LSリーダーを4タイプで考察してみる

FF11のリンクシェル(ギルド)の傾向を、リーダーのタイプで考察してみました。
私の観察からの考察ですが、そこそこ当てはまるのでは無いでしょうか。

注目型リーダー

注目型リーダーの主催するLSは「仲良しグループ」になる傾向があると思います。そして、人数の多い大規模LSになりやすいです。

面倒見の良いのリーダーと、リーダーを慕うメンバーで構成されます。

ぽこたん のLSが典型的ですね。

ぽこたん/FF11用語辞典
ぽこたん/FF11用語辞典

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ただ面倒見が良すぎて、燃え尽きたり疲れてしまって突然バックレることもあります。

 

司令型リーダー

司令型リーダーの主催するLSは、「ガチ・コンテンツ攻略」になる傾向があります。こちらも大規模LSになりやすいです。

仕切るの上手いのでコンテンツ攻略は短期間で結果が出やすいです。

勝ち負けを重視するので、指示通りに動けないメンバーには厳しく接する傾向もあります。

 

法則型リーダー

法則型リーダーの主催するLSは、メンバーの自主性にまかせる傾向があります。それほど大規模にはならず、10人未満の雑談LSになりやすいです。

気が向いたらメンバーを誘ってコンテンツに行ったりします。

注目型とは真逆でメンバーの自主性を尊重するので、ほとんど面倒を見ません。

 

理想型リーダー

理想型リーダーの主催するLSは、こだわりの強いメンバーが集まる傾向があります。少数精鋭型LSになりやすいです。

コンテンツだけでなく、合成を極めた人、釣りを極めた人など、何かに突出したリーダーが多いです。

こだわりが強いので、メンバーと意見が対立することもしばしば。

 

人を見るときは4タイプで、接するときはいいひと戦略をベースに

他人を「性格」から理解しようとするとパターンが複雑すぎてとても困難なのですが、4タイプの欲求の偏りをもとに人を見ると理解しやすいのでは無いでしょうか。

あの人は注目型だから、慕っていることをアピールすれば喜ばれる。
あの人は司令型だから、勝利に貢献する動きをすれば喜ばれる。
あの人は法則型だから、きちんと状況説明と対応策を報告すれば喜ばれる。
あの人は理想型だから、目指す理想に共感する態度をとれば喜ばれる。

など。

相手のタイプが把握できていれば、不用意な発言や行動で相手の地雷を踏むことも回避できます。
人間関係が崩壊するのは、だいたい自分の地雷を踏まれたときか、相手の地雷を踏み抜いてしまったときです。

その上で「いいひと戦略」を取れば無用なトラブルが起きることなく、ストレスフリーな対人関係を築けることでしょう。

 

まとめ

岡田斗司夫の「4タイプ」と「いいひと戦略」をもとに、ネトゲとSNSの対人関係を快適にする方法を考察しました。

理解できない他人の行動が、実は4つの欲求の偏りで説明できるのを知ったときは本当に衝撃的でした。
なんとなくモヤモヤしていた気持ちが整理され、スッキリしました。

今はヴァナ・ディールの中だけでなく、TwitterなどのSNSでもFF11関連のコミュニケーションが活発です。
LS会話の感覚でSNSを使っている人も多いように見受けられますが、SNSは不特定多数の人に見られている、と言うことは肝に銘じた方が良いでしょう。
不用意な発言、行動が誰かを嫌な気分にさせることもありますし、逆に嫌な気分になることもあります。

戦略的にコミュニケーションが取れるようになれば、無自覚に損をすることもなくなり、ネトゲとSNSの快適度は上がっていくことでしょう。

 

以上、「4タイプ」と「いいひと戦略」でネトゲやSNSの対人関係を快適にする でした。

  • この記事を書いた人

秋月螢雪

2017年11月、7年ぶりにFF11に復帰しました。 ヴァナ・ディールを再び冒険するためのゲーム内情報と、パソコンの選び方やコンフィグの設定方法などプレイ環境に関する情報を中心に記事を書いています。 Asura在住。3アカウント(Keisetsu/Kotoriko/Hozma)運用。 南国からヴァナ・ディールにインするのが夢です。 Twitterのフォローもお気軽に!

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