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昨今の吟遊詩人は殴りもできる
初心者向け吟遊詩人仕様解説第三弾は殴り装備です。75キャップ時代の詩人は強化歌・弱体歌がメインでしたが、IL時代の吟遊詩人は装備の充実も伴って相当火力が向上しています。ただし、殴れるようになる吟遊詩人を目指すためのハードルは非常に高く、復帰直後でこれを目指すのはかなりの労力が必要となります。
殴り詩人が要求されるコンテンツはそのほとんどが中・上級者向けとなっていますが、ここを目指すためのステップアップとして参考にしていただければと思います。
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吟遊詩人が主に使用するウェポンスキル
サベッジブレード
2回攻撃 TP:ダメージ修正
連携属性 | TP1000倍率 | TP2000 | TP3000 | ステータス修正項目 | HIT数 |
分解、切断 | 4.00 | 10.25 | 13.75 | STR50%、MND50% | 2 |
吟遊詩人は片手剣スキルを持っており、一部片手剣が装備できます。吟遊詩人がこのウェポンスキルを使用するためにはメインウェポンにカジャソードかネイグリングを装備しておく必要があります。吟遊詩人が使用できるウェポンスキルの中で最もダメージを出せるモノとなっています。
ルドラストーム
5倍撃、追加効果:ヘヴィ TP:ダメージ修正
連携属性 | TP1000倍率 | TP2000 | TP3000 | ステータス修正項目 | HIT数 |
闇、湾曲 | 5.00 | 10.19 | 13.00 | DEX80% | 1 |
トゥワシュトラや特定のメイジャン武器をメインウェポンに装備するか、クエスト「クポフリートの秘術」をクリアすることで習得することができます。ステータス修正項目はDEXですが、サベッジブレードに次ぐダメージを出すことができます。
モーダントライム
2回攻撃。追加効果:移動速度ダウン。TP:追加効果発動確率修正。
連携属性 | TP1000倍率 | TP2000 | TP3000 | ステータス修正項目 | HIT数 |
分解、湾曲 | 5.00 | 5.00 | 5.00 | DEX30%、CHR70% | 2 |
カルンウェナンをメインウェポンで装備するか、クエスト「神器」をクリアすることで習得できます。前2つのウェポンスキルほどダメージは出ませんが連携のトスとして優秀であり、モーダントライムだけでも湾曲を作り出すことができます。
イオリアンエッジ
範囲攻撃。風属性ダメージ。TP:ダメージ修正。
連携属性 | TP1000倍率 | TP2000 | TP3000 | ステータス修正項目 | HIT数 |
切断 炸裂 衝撃 | 2.00 | 3.00 | 4.50 | DEX40%、INT40% | 1 |
EXWSの一つで、吟遊詩人もスキル290以上で使用可能です。魔攻を上げる装備を中心に揃えることで、吟遊詩人でも十分な火力を発揮することができます。
殴り装備を準備するためのステップアップ
吟遊詩人が殴りで十分な火力を出すためには、どうしても装備に依存してしまうところがあります。殴りに必要な各種装備を揃えていくための準備をステップアップとしてご紹介していきます。
事前準備:ウェポンスキルを習得する
装備できる武器のスキルをキャップにする、必要なウェポンスキルをきちんと覚える、は殴る吟遊詩人での必須事項です。サベッジブレード以外は装備に依存することなくクエストで習得することができるので必ず覚えましょう。
事前準備:強化歌・弱体歌用装備も並行して集める
吟遊詩人のメインはやはりサポートです。ある程度のコンテンツに参加できるよう、3曲にしておく、自力でとれる効果時間延長装備は取っておくなどの事前準備はしておきましょう。
STEP1:まずはIL装備を整える
レベル99になったら、エミネンス・レコードクエストを解放してエミネンスポイントをためて、まずはIL117を目指しましょう。吟遊詩人が装備できるエミネンス装備はエスピル装備があります。
アルビオン・スカーム用装備はIL119の装備を入手することができますが、ここで吟遊詩人が装備できるものはテルキネ装備のみとなります。テルキネ装備は殴り装備には向いていませんが、殴り向けの装備としてはリノスがありますので、可能なら2つ以上入手しておきましょう(後述)
STEP2:アンバスケードで本格準備
アンバスケードの低難易度をクリアして、アンバスケード装備を入手します。中でも最優先でアヤモ装備は一式入手しておきましょう。チケット:トークンで入手できるのでまずはNQを5部位揃え、そこからHQ1>HQ2とグレードアップしていきます。チケット:トークンの+1が入手できる場合はいきなりHQ1を入手できますので是非活用してください。高水準の命中・カットもさることながら、コンビネーションのステータスアップがサベッジブレードの修正項目になっているので非常に相性が良いです。
更には、アンバスケードでは殴り詩人の必須武器であるネイグリングを入手しなければなりません。吟遊詩人はこれをメインウェポンに装備しないとサベッジブレードを撃つことができません。ネイグリング交換にはパルスアームズが必要なので、まずはカジャソード入手を目指しましょう。余裕があれば次点でカジャナイフ>トーレットも入手しておくとよいでしょう。
周回に余裕が出てきたら、アンバスケード専用ジョブマントを確保しましょう。マントのパラメータ割り振りで攻撃・命中よりのオーグメントを付けることで殴り装備に一役買うことになります。
STEP3:ユニティ・ウォンテッド装備で更なる強化を
ジョブポイント稼ぎによるギフトの獲得など、キャラクターそのものの強化も必要となりますが、ユニティ・ウォンテッド(CL119~CL125)の装備で重要な武器・防具があります。吟遊詩人単独で挑むのは中々難しいですが、入手を狙ってみてください。
ターニオンダガーは+1にしてオーグメントを強化すると、高い命中とウェポンスキルダメージ+5%が付きます。トリプルアタックもあるのでサブウェポンとして優秀です。
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ブリスタサリットは被物理ダメージカット、ダブルアタックつきであり、オーグメントを付けることにより高命中、STR・DEXのブーストとオートアタック用装備として優秀です。
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セールフィベルトはオーグメントを付けることでSTR+15と破格のステータスブーストが可能となります。サベッジブレード用としての着替え装備の他、マルチアタックと高ヘイストも相まって色々な場面で活躍できます。ただし命中はついてないので他装備との調整が必要となるので注意しましょう。
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メタモルリング+1はサベッジブレード用として用いる他、弱体歌の命中用に使いまわしもできます。持っていて損はないでしょう。
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STEP4:オートアタック用装備、ウェポンスキル用装備を揃える
このあたりから中級者・上級者向けの内容となってきます。殴り装備は「オートアタック用装備」と「ウェポンスキル用装備」の装備セットを準備する必要があります。
オートアタックでの命中は1200以上を目安とし、そこにヘイスト25%以上、サポ忍者での二刀流+11前後、STP・マルチアタックの積み上げ・ダメージカットなどを考慮していかなくてはなりません。
ウェポンスキル用装備は使うウェポンスキルによってステータス修正が変わるため、ウェポンスキルごとの装備セットを更に準備していきます。
吟遊詩人の殴りはサポ忍者が基本となります。サポ忍者による二刀流係数でヘイスト80%キャップを目指すには、装備で+11を確保する必要があります。エスカ・ル・オンのKouryuから入手できる霊亀腰帯とドメインポイント交換のエアバニピアスを装備して+11を目指すか、アンバス専用マントのパラメータで二刀流+10を付けるのが主流になるかと思います。
フセット+2はメイジャンの試練で入手するILが付いてない装備ですが、サベッジブレードやルドラストームを撃つ際に役に立ちます。これらのウェポンスキルはTP2000でのダメージ倍率が非常に高く、TP1000の時でもフセット+2のTPボーナスによって2000で撃つときと同じ効果を発揮します。メイジャンの試練は時間も手間もかかりますがぜひ入手しましょう。ただしフセットを使う場合のサブの命中が極端に下がるため注意して下さい。
楽器は装備変更を行ってもTPが減りません。そこで、アルビオン・スカームでリノスを2本入手しておき、オーグメントでオートアタック用、ウェポンスキル用の2種類を用意して装備セットで使い分けをします。いわゆるオーグメントガチャが必要になりますが、頑張って高ステータスのオーグメントを付けてみてください。
アンバスケードの周回でジョブ専用マントを余分に入手し、パラメータ割り振りをウェポンスキル用に調整します。ステータス修正項目はウェポンスキルによって異なるため、それらに応じたマントを複数枚準備する必要があり、カバンの空き容量との闘いも始まってきます。画像の参考例はサベッジブレード用ですが、ルドラストームの場合はこのSTRをDEXにしたものを別に用意することになります。
STEP5:エンドコンテンツへの参加、RME装備の入手
エンドコンテンツに参加できる機会があれば、更に殴り用装備が充実していきます。エンドコンテンツの参加が必須となってきますので、できる限りの事前の強化と準備をして臨みましょう。
吟遊詩人のジョブ専用首は完全に殴り仕様になっており、オーグメントでSTPと物理ダメージ上限が付く大変優秀なものとなっております。オートアタック時、ウェポンスキル時どちらでもこの首を使っていくことになるでしょう。
デュナミス・ダイバージェンスに1度でも突入したことがあれば、競売でジョブ専用首を購入し、ジュノ港にいるOboroの手によってオーグメント用のRPを蓄積させることができます。RPの蓄積には同じくダイバージェンスで入手できる英雄の結晶・英雄の大結晶が必要となります。これらも競売で購入可能なので、お金に糸目をつけないのであれば競売での購入が最も早いです。ダイバージェンスへ定期的に突入できるのであれば、ジョブ首を装備したまま雑魚を討伐することでRPを蓄積させていくこともできます。雑魚討伐でRPを稼ぎつつ、入手した英雄の結晶を投入するといった運用も視野に考慮しておきましょう。
同じくダイバージェンスを4か所、吟遊詩人で突入することで突入場所に対応した各部位のレリック+2への強化フラグが開放、wave1のボス討伐か一定数の雑魚討伐で+3への強化フラグが開放されます。中でも吟遊詩人の殴り装備に関係あるのは胴であり、胴の強化は4か所すべての強化フラグを入手する必要があります。ハードルはなかなか高いですが、その分に見合った優秀なウェポンスキル装備となっています。トルバドゥール効果アップもついているので必ず入手しましょう。
2022年11月現在のエンドコンテンツ最高峰として、オデシーがあります。こちらの参加により入手できるニャメ装備一式、ブンジ装備の一部が殴り装備として大変優秀です。オデシージェールの攻略にはオデシーA・B・Cへの突入によるセグメント稼ぎ、セグメントを消費して突入するオデシージェールのAT1から順番にボスを討伐していかなければなりません。
ニャメ装備一式はAT4のバンバを討伐する(Vengは問わない)ことで装備購入フラグが立ち、Veng5以上討伐でオーグメントを付与することができるようになります。中でもType:Bを選択すると各部位にウェポンスキルダメージ+を付与することができ、カット装備も充実しているので吟遊詩人の殴り装備の最終装備候補となっています。
ブンジグローブは両手部位ながらダブルアタック+と被ダメージカットが高い数値でついており、オートアタック装備として優秀です。こちらはAT3のムボゼ討伐にて購入可能となります。
RME装備群はカルンウェナン、トゥワシュトラなどを使っていくことになります。カルンウェナンはモーダントライム用、トゥワシュトラはルドラストームやエヴィサレーションを撃つ装備として優れています。
まとめ
吟遊詩人の殴り装備は、冒頭で話した通りそのハードルは非常に高く、復帰者・初心者のファーストジョブとしてこれを突き詰めていくには大変な労力が必要となります。以前紹介したような強化歌・弱体歌の装備を集めることを優先すればアンバスケードなどのコンテンツには容易に参加できると思いますので、殴り装備はそれらがある程度揃った後で収集を始めるとよいかと思います。別のメインジョブをすでに持っている方も、本記事を参考にして別ジョブにてコンテンツ参加・収集を行っていくとよいかと思います。
以上、吟遊詩人 殴り装備編 でした。